【元イタリア料理シェフが古着屋に!?】異業種から地元カナダ人に愛される大人気ヴィンテージショップへの成功の軌跡
#3 Hayato Koshizuka / Kamuy Vintage
今回のゲストは、カナダ・バンクーバーで地元カナダ人から絶大な人気を誇る古着屋「Kamuy Vintage」を経営する起業家 Koshizuka Hayatoさん。彼はなぜヴィンテージアイテムに情熱を注ぎ、どのようにして地元カナダ人に愛される大人気ショップを築きあげたのか。その裏に隠された努力と挑戦の数々、そして今なお続く成長の軌跡、Hayatoさんの知られざる人生ストーリーに迫ります。将来の海外起業家やビジネスオーナーの方にとって、実践的なアドバイスやインスピレーションがたくさん詰まっています。視聴後、あなたの感想や意見もぜひコメント欄でシェアしてください!
目次
Q.あなたの生い立ちや子供時代について教えてください。
群馬県の桐生市出身です。かなり田舎のところですけど、昔から機織りとか衣料関係の町ですね。高校はまた違う市の方に行ったんですけど、中学校までは桐生市で育ちました。
(どんな子供だったと思いますか。)
結構目立ちたがり屋と言ったらあれですけど、友達と何か授業中も騒いだりとか、クラスの中でもちょっと目立ってたかなと思います。
Q.日本での社会人経験について教えてください。
高校卒業してから調理師学校で大阪に行きまして、調理師学校を卒業して、そこから東京で何年かイタリアンレストランで働いてました。
(調理の道に進みたいなと思ったら何かきっかけとかもあったんですか?)
高校生のときにずっとアルバイトしてたのが飲食店だったこともあって、そこから自然な流れで調理師のほうに進んでみたいなっていう感じです。

Q.そこからカナダに来るきっかけはあったのでしょうか?
元々海外に出てみたいっていうのが希望があって、自然が好きだったものですから、そのときに友達からワーキングホリデーシステムっていうのがあるというのは聞いて、オーストラリアかカナダか迷ったんですけど、カナダを選びましたね。
(そのときの英語レベルは?)
全然できなかったです。まるっきりゼロからスタートですね。
ESL(語学学校) から始めて、でもすぐに仕事を見つけて、ウィスラーに行ったりヴィクトリアに行ったりして、ずっとワーホリの時も飲食で働いてましたね。
Q.古着屋は飲食店と違う分野かなと思いますが、始めたきっかけはありますか?
もう本当180度違う分野なんですけど、若いときから本当に服が好きで、両親がクリーニングを経営してたんですよね。それで身の回りに服がある環境で育ったっていうのもあって、服は中高校生の頃からずっと好きで、アルバイトしたお金もほとんど服に使う学生時代でした。(日本でも)飲食の仕事をやりながら、古着とか東京でお店回って、集めたりしてましたね。本当に趣味の延長みたいな感じだったんですけど。
(洋服がすごく好きで古着を集めてる間に、販売してみたいなとどこかで思ったのでしょうか?)
ワーホリで1回カナダに来て、そこから日本に一旦帰国して、その後に何年かしてからなんですけど、たまたま古着の仕事がアメリカであって、オレゴン州のポートランドに2年ぐらい、古着の仕事でずっと行ってたんですよね。アメリカで古着を集めて、日本から来るバイヤーの人に販売するみたいな仕事を飲食の後にやってて、古着屋と飲食業を行ったり来たりするような生活が続いてました。
(すごくお忙しかったですよね)
古着は本当好きなことなので、全然苦にはならなかったですけど、楽しかったですね。
(古着の魅力って何だと思いますか?)
やっぱり本当に皆さん言われる「一点モノ」。同じ服があったとしても経年変化とか、着てた人の歴史みたいなのが詰まってたり、色落ちがなんかちょっとその服によっても違ったりとか、そういう唯一無二が詰まってるというのが魅力ですかね。
Q.カナダで起業しようと思ったきっかけをお伺いしてもよろしいですか。
やっぱりどうしても海外で暮らしたいっていう気持ちがすごい強くなって、アメリカに実際は住みたかったんですけど、アメリカでビザを取るのは、ほぼ不可能に近いので、前にバンクーバーにも来てたこともあって、カナダで永住権を申請して、また来ることになりました。
Q.ビジネスを始めるときに困ったことやその解決方法をお聞きしたいです。
古着屋に限らずビジネスを始めるときカナダは例えば名前の取得からライセンスの取得、最初オープンするまでのハードルが結構高いと思うんですよね。古着屋に関してはそんなに障害になることはなかったんですけど、飲食を始めたときは、保険局や消防の許可が下りないとオープンできなかったり、保険の問題とか色々障壁になることは飲食の方が結構多かったかもしれないですね。それこそお店によっては(オープンまで)1年とか、2~3年かかってしまうところもあったりするので、一番最初に飲食がオープンしたときは、本当小さい店だったんですけど、リカーライセンス(アルコール取扱免許)を取るのは結構苦労しました。1年ぐらいかかりました。
場所によっては、例えばレストランを誰かから引き継いで買ったりしたら、そこのお店自体にリカーライセンスが付いてる場合が多いんですけど、たまたまうちが初めて始めたときは、リカーライセンスがなかったものですから、そのときにリカーライセンスを取るのはちょっと苦労しましたね。トイレの大きさですとか、障害のある方の(動線確保とか)、かなり一番最初のときは苦労しましたね。
(役所から言われて調整したりとか必要ってことですよね。)
そうですね、お店の広さ自体はもちろん決まってるので、例えばここに障碍者用の手すりを設置するとか、ここをフラットにしなくちゃいけないとか、アクセスのしやすさに関しては厳しかったと記憶してます。
(1年間かかるものっていうのは元々ご存知だったんですか?)
最初は全然もう手探り状態で、カナダの友達とかに助けてもらいながら申請して、ここはこうしなくちゃいけない、ああしなくちゃいけないというのを一つ一つクリアしていきながら、やっと取れたって感じですね。
Q.事業について教えてください
カナダで古着屋をオープンしたのが、6~7年ぐらい前ですね。
場所は今の店舗から1ブロック裏道を挟んで、目の前にあるお店の地下で始めました。最初はポップアップみたいな感じで、3ヶ月ぐらいの予定で始めたんですけど、お客さんがだんだん増えてきて、自分もそのあとの予定があまりなかったので、このまま継続しようかっていうことで。
そこからそのお店も3年ぐらいずっと続けて、もうちょっといい加減長くなりすぎたので、違うお店をいくつか転々として、今の店舗に2年ぐらい前に移ってきました。
(日本人の方が古着を買いに来るときと、カナダ人の方が古着を買う時の買い物の仕方ってなにか違いはありますか?)
もちろんお客さんによって全然違うんですけど、でも意外と服に関しては、日本人よりもカナダ人のほうが厳選してというか、細かいところをチェックしたり、パンツとか履かれたりして、ウエストの大きさとか、太もも太さとか、丈の長さ短さとか、逆にカナダ人のほうが気にされる方が多いかもしれないですね。
(接客の面で大変だなって思ったこととか何かありますか。)
やっぱり拘りの強い方っていうのは、いくらこっちが例えば「これはこうなんだ」と説明しても「いや、自分にはこういう拘りがある」とか、ヴィンテージに限ってはそういう拘りの強い方が多いので、どうしても古着な一点モノになってしまうので、「同じもののサイズがあるか」とか聞かれても、ほとんどもうないことが多いので、その辺は大変ですね。

Q.疲れたときとかストレス解消のリフレッシュ方法は何かありますか。
日本にいるときからやってることではあるんですけど、クライミング。個人的に体を動かすのは好きなので、今でも朝マラソンしたりとか、クライミングはもう何十年も続けてはいます。
(クライミングはどちらに行かれてますか。)
インドアにはなるんですけど 、「The Hive」 っていうボルダリングジムがバンクーバーにいくつかロケーションあるんですけど、そこに週二、三回は行ってますね。ほとんど仕事来る前が多いんですけど、リフレッシュはしてますね。
(出勤されたときはボルダリングが終わった後?)
まあそんな日もあります。逆に疲れちゃいそうですけど、体を動かすのはかなり好きなほうなんで。そうしないともう肉体的にも衰える一方なので。。。
(色々古着を運んだりとか、結構体力が必要ですか?)
仕事柄アメリカに行ったり、年に2~3回は日本とタイに行ったりするので、古着を集めて運ぶのにも体が資本なので、体は常に動かすようにはしてますね。
Q.仕入れ先との関係はどういうふうに作っていかれたんですか?
いろんなマーケットがあったり、あとはその古着の卸の倉庫があったりとか、個人のディーラーさんに買いに行ったりとか、いろんなところを回ってますね。一番最初に行ったのはもう20年以上前なんですけど、もう全然アテもなく、ある程度情報は聞いてはいたんですけど、最初はもうとりあえず行って、コミュニケーションを向こうのディーラーと取って、そこからだんだん構築していったって感じですかね。
(日本人以外の方とコミュニケーションをとる際に何か気をつけていることはありますか。)
本当にとにかく話をするということですね。コミュニケーション取って、一緒に食事に行ったり、夜はちょっと飲みに行ったりとか、コミュニケーションを取るのがやっぱり一番大事かなと思いますね。言葉がね、相手もそんなに英語ができなかったり、僕の言いたいことが伝わらなかったりすることもあるんですけど、それでも人間って言葉通じなくても、ある程度分かり合えるところも結構あると思うので、それこそお客さんともそうだと思うんですけど、本当に人間同士のコミュニケーションがすごい大事だとは思っています。
(恐れずにどんどん話していくっていう感じですね。)
Q.大切にしている価値観について教えてください。
「人とのコミュニケーション」ですかね。お客さんとかうちだったらディーラーとか買付先の人間ともそうなんですけどコミュニケーションを取って親睦を深めることですかね。
(日本人の方はやシャイな方が多いと思うので、なかなか話しかけるのって大変だったと思うんですけど)
自分もそこまでガンガンいくタイプでも普段はないんですけど、うちのお店は、自分が結構年齢がいってるっていうのもあって、お客さんは若い子、それこそ若い方だったらもう10代の方とかも20代とか前半の方が多いので、その方たちとコミュニケーションを取るって最初はちょっと正直抵抗もあったんですけど、それでもやっぱり会話を持つのがすごい大事だっていうのがあって、なるべく来てくれたお客さんには自分のほうから話しかけるようにはしてます。

Q.人生を一言で言うと?
「歌」みたいなもんですかね。歌ってイントロがあって、プロローグがあってサビがあって、フェードがあってって感じだと思うんですけど、そんな感じで人生もスタートからいろんなアップダウンがあって、最後に向かっていくって感じだと思うんですけど、人それぞれテーマソングみたいなものがあって、そういう感じでないかなと自分では何となく思ってます。いずれはフェードが来るかなっていう感じだと思います。
(達観されてますね)
自分ももうかなり年齢的にはきてるので、でもなるべくフェードは来ないようにはしたいんですけど(笑)
Q.これからの目標や夢について教えてください。
基本的には古着屋をこのままできる限り、自分のすごい好きなことでもあるので、ずっとこの先少しでも長く続けていきたいっていうのが今のところですかね。あとはもうちょっとお店を大きくしたりとか、なにか事業を展開したりとかっていうのは、今のところあんまり考えてないんですけど、もうちょっと今のお店の質を高めてというところが今は考えてるところですね。
Q.海外での起業を考えている方たちに向けて何か伝えたいアドバイスは何でしょうか?
なかなか自分も結構その場しのぎというか、結構場当たり的な感じで、いろんなことをクリアしてきたので、自分がアドバイスできるとこってあんまりないんですけど、一つ自分が考えてるのは、苦手なこととか面倒くさいことを先にやるというか、面倒くさいことって後回しにしがちですけど、そういうのを先にやっていったほうがいいんじゃないかなと思います。
例えばライセンスの申請関係とか許可が下りるまでは時間がかかったりするので、前もってやっておいたほうがいいと思います。申請してからも、追加書類の提出を求められたり、そういうことは結構あるので、ライセンス関係とか結構時間がかかるので。
やっぱり海外で事業を始めるにあたって、一番大事なやっぱり言語、英語かと思うんですけども、なるべく早い段階から勉強しておいた方がいいのではないかなと思います。

お忙しい中インタビューありがとうございました。
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会社名 | Kamuy Vintage Clothing |
代表者名 | Hayato Koshizuka |
店舗所在地 営業時間 | 332 Water street VANCOUVER, British Columbia V6B1B6 Open: Daily Noon-6PM |
事業内容 | メンズファッション、ヴィンテージ商品販売 |
オンラインショップ | https://www.kamuyvintage.com/ |
連絡先 | (604) 417-7266 kamuyvintage@gmail.com |
@kamuyvintage![]() |