アメリカでビザ拒否/夢をあきらめなかったネイリストの逆転人生!
#6 Marika Kizawa / From M‐ tokyo- SOLiS -tokyo-
今回のゲストは、トロントの中心地で高級ブランド店が立ち並ぶ洗練されたエリアYorkvilleにあるネイルサロン「From M‐tokyo-」、そしてお洒落なレストランやショップで賑わうOssingtonエリアにある「SOLiS -tokyo-」を経営するKizawa Marikaさん。「世界に誇る日本のネイルアート文化を広めたい。」その思いの裏にあった苦労や葛藤、夢をカタチにするために歩んできたMarikaさんの誰も知らない人生ストーリーに迫ります。将来の海外起業家やビジネスオーナーの方にとって、実践的なアドバイスやインスピレーションがたくさん詰まっています。
目次
- 生い立ち~日本での生活
- 日本での就職~カナダ渡航
- 海外企業のきっかけ・移民
- 起業直後~現在の店舗へ
- 事業への思いとこだわり
- 大切にしている価値観と将来のビジョン
- 人生を一言でいうと
- 後続の海外起業家達へのアドバイス
- The Stories視聴特典のご案内
Q. まずはじめに、簡単に自己紹介をお願いします。
トロントで「From M ‐tokyo-」というネイルとアイラッシュのサロンと、 もう1店舗「SOLiS -tokyo-」というネイルサロンを経営しています、 Kizawa Marikaと申します。よろしくお願いします。
Q. まりかさんの生い立ちや学生時代について教えてください。
出身は岐阜県の田舎町で、 父と母と兄と私と4人家族、本当に一般的なサラリーマン家庭で育ちました。小学校2年生のときに父が単身赴任になって一緒に住めなかったんですけど、 週末は家族のために帰ってきてくれたり、 母親も突然、私が小4くらいの時に資格を取って行政書士になって、 自宅の1階で開業したのですが、 ちゃんとしっかり家族の時間を作ってくれたりしていたので、 子供ながらに仕事と家庭を両立している尊敬できる両親だなと思いながら育っていた記憶があります。

Q. 子供の頃はどんな性格でしたか?
子供の頃は、わりと正義感が強かったと自分では思っていて、 学級委員長や生徒会をやってきたタイプだったんですけど、 高校くらいになるとちょっといろんな刺激が欲しくなるというか、 ちょうどギャルが全盛期の時代だったので、そっちに目覚めてしまいましたね。 当時、メイクだったりとかファッションだったりとかに興味を持って、 その時にネイルに出会いました。
高校の1年生の夏休みに初めてネイルサロンに行って、 こんなちっちゃな範囲でこんなに人をハッピーにできるんだと感動して、 そこからネイルが好きになりました。 自分で(ネイルを)やって、生徒指導に怒られてはやってというイタチごっこをしていました。
高校卒業してすぐネイリストになりたいと思っていたんですけど、 進学校で大学行くのが当たり前みたいな学校だったので、進路相談で「ネイリストになりたい」と言ったら怒られちゃう感じがあったので、まだ自分の人生をそこで決めずに、大学に行きながら、いろんな可能性を見ようということで大学に進学したんですけど、 やっぱり岐阜には居たくなくて、東京の大学しか受けずに大学生から東京に行きました。
Q. 学生時代にネイリストになりたいという夢は変わらずお持ちでしたか?
そうなんですよ。大学に行ってたんですけど、その当時、高校の時から海外にも憧れはあって、 ちょうど高校の時に交換留学が高校からあったんですけど、 そのときも担任の先生に「大学生になってから行った方が幅が広がる」となぜか勧められていて、 大学生になったら海外には行きたい、留学したいなと思っていて、 就活して完全に就職してしまう前に海外経験を積みたいなということで、 大学3年生の時にニューヨークに行くことに決めました。もちろん親からはすごい反対されて、 ただの語学留学だったら日本でも英語の勉強ができるということで、 私はネイルも好きだし、アメリカは近代ネイル発祥の地と言われているので、 ニューヨークの美容学校に行きながらネイルのスペシャリストのライセンスも取るし、ファッションも興味があったので、カラーセオリーを取れるコースの認定証も取るよという約束を親として1年間という期間限定でニューヨークに行くことになりました。
あの1年間は自分の人生の中でもこんなに自分って動けるんだって思うくらい、 たぶんニューヨークの街がそうさせたのか、自分が動いていないといけないという時期だったなと思います。
Q. ニューヨークの生活で大変だったことはありますか?
わくわくだけで行ったんですけど、やっぱり今から20年くらい前なので、ちょっと差別みたいなのも勿論ありました。その時ちょっとブラックカルチャーも好きで、 ハーレムっていう結構危険な地域に住んでいたんですけど、(自分)一人でアジア人がいると、 周りのブラックの方に、「なんでアジア人が私たちのエリアにいるの?」みたいに、 こそこそ言っているのは聞こえていて、 私言われてるって思いながら萎縮しちゃっている気持ちがあったんですけど、 その時の一人の子が私の爪を見て、当時から(自分のネイルを)すごい派手にしていたので、 「あの子の爪見て、すごいクールなんだけど」って言ってくれてるのが聞こえて、 今だ!こんなアジア人だからって萎縮してちゃダメだなと思った時に、「これ自分でやってるんだよ!」と自らから話しかけに行ったら、「悪口言っててごめんね。でもその爪すごいクールだから、今度やってほしい」と言ってくれました。
その時に、自分が誇れるスキルとか、私はこれができるんですというのがあると、 マイナスの印象から入ったことでも、ポジティブに持っていけるんだなと思って。その後その子達にネイルもしたり、 その子たちが私の髪の毛を編んでくれたりして、文化の交流もできたりして、ネイルってすごい世界を超えるというか、美容ってみんな興味があることだし、 言語が伝わらなかったとしても、通じ合えるツールになるなとその時に思いました。
Q. 日本での就職からカナダへの渡航のきっかけについて教えてください。
大学に戻ると、新卒で就活する文化がやっぱりあるので、 せっかく大学を卒業するし、新卒のうちに日本の大手で働いてしっかり社会人経験は積もうと思ったのと、海外支社があるところで、ちゃんとそこでビザを取って正式に、正々堂々と海外に行きたいなと思ったんですけど、 やっぱりネイルはしたかったので、美容系ということで某大手化粧品会社に就職して、その会社の総合職として営業の日々で忙殺されてました。
ある日、ネイルがしたくて会社に入って海外に行こうと思ったのが、忙しすぎて自分のネイル道具が部屋の片隅で埃をかぶっているのを見たときに、「あれ、なんか違うかも」とふと思って。自分でやっぱり力をつけて会社からじゃなくて自分で(海外へ)行きたいなと思って、アメリカでネイリストだと当時アーティストビザとかが一番近いって言われていたので、日本で実績を積んでアーティストビザを取りたいなと思い、表参道にあるネイルサロンで働くことにしました。
でも会社で働いて、改めて自分の意思を確認できたというか。 全く後悔もないですし、働いてて良かったなと思うんです。そこからまた新たに全然違うネイリストとしての生活が始まったんですけど、最初アメリカに行きたくて、 日本でも実績作って頑張ろうと思ってたのが、やっぱりアーティストビザって難しくて、トライしてはいたんですけど、結局ビザ拒否になっちゃったんですよ。アメリカのビザ拒否になったときに、本当に頭の中が真っ白で、 自分の中の世界地図からアメリカ大陸が消えるみたいな感じになって、すごい落ち込んでたんですけど、 そんなことをしててもしょうがない、私の力だけではどうにもならないと思ったときに、でもグズグズもしていられないから、 ちょっとアメリカより北上しちゃうんですけど、カナダだったらワーホリもあるし合法で働ける、世界の人に日本のネイルをアピールしたいという思いは、 カナダでも叶えられるなと思って、ワーホリでカナダに来ることにしました。
飛行機が日本から飛び立つときに、 「やっと海外でネイルができる」と。アメリカでビザが大変だったとか、 海外で合法で働く大変さとかを、 そのときに感じてたので、「私、やっとカナダでできるんだ」と、 飛行機が飛び立つときにぼろぼろ泣いてしまいました。 思い出しても泣いちゃいそうなんですけど、そういう意志で来たので、カナダに着いたら絶対にネイルサロンで働こうと思って、 ローカルのサロンで働いていました。
Q. カナダで起業しようと思ったきっかけは何ですか?
もちろん海外経験として、 カナダのサロンのやり方って勉強になることがたくさんあったんですけど、 一番衝撃的だったのが、 私が担当したお客様じゃない方で、すぐにネイルが取れちゃったという理由でやり直しにいらっしゃった方がいて、 私はそういうお客様こそ、すごく丁寧に接客したくて、 それが日本のホスピタリティというか、 嫌な思いで来られた方は絶対にいい気持ちになって帰っていただきたいなと思っていたので、 心を込めて誠心誠意で接客をしていたら、お客様はすごい喜んでくださって、「また来るね」と言って帰ってくださったんですけど、 当時のお店のマネージャーが、「クレームに来た人にそんなにナイスにしなくて良い」「ビジネスなんだからそういう方は早く終わらせて、 次のお客様に入ってほしい」と言われました。
それがすごく衝撃で、これって私のホスピタリティの中にはない。 もちろんそれがカナダのやり方なのかもしれないんですけど、 やっぱり私は日本で育って、 日本のマインドで来ているから、 それを広めたいなって思っていたので、ローカルのやり方と違うところが、逆に自分がやりたいサロンの構想がむくむくと大きくなっていたというか反面教師というか。私が改めて、日本人である意味みたいなのを考えるようになりました。こちら(カナダ)のやり方とは違うものをやりたいとすごく思いました。
それこそワーホリの時に、 まだ起業する前の段階で、 ローカルのサロンでもやりつつ、 日本のジェルとか、こっちにはない可愛いネイルアートのパーツを自分は持ってきていたので、そういう自分スタイルのネイルもしたくて、 自分だけのお客様ができるように、出張ネイルってことで、 留学エージェントのオフィスの片隅をお借りして、 週に一回出張ネイルさせていただいたり、 クラブイベントとかで、 Barブースの一つに、そこだけ灯りを照らしてやったりと出張ネイルをして、「日本のネイルをしています」とやっていました。 そこからだんだん固定のお客様がついてくるようになって、お店をしっかり持たないといけないなということで、 ちゃんとサロンを開こうと思いました。


Q. そのときのビザはどういう形だったんですか?
そのときはワーホリでやっていたんですけど、 ワーホリが終わる時に、 日本に帰って、「インドでネイルサロンをしないですか?」というお話があったので、その起業のために一回帰ったんです。
結局インドの話はなくなっちゃったんですけど、 当時、お付き合いしていた方がカナディアンで、 今の主人になるんですけど、 「結婚しましょう」ということで、 結婚移民ですね。 でも私、結婚移民なんですけど、結婚するときに今の旦那さんに、「 自分がいるからカナダにいるという意思で来ないでほしい」と言われて、 逆にそう言ってくれたから信用できるなと。その人のために自分の意思じゃなくカナダにいるのはちょっと違うと思っていて、私は元々海外でネイルをしたいという自分の意思で来ていて、 誰に行けって言われたわけでもないし、やれって言われたわけでもないのを自分がやりたくてやってることだから、 なにかあったときに他人のせいにしなくていいし、 自分で決めたって思えるのが大事かな思います。
Q. 起業したての頃の様子をお伺いしてもよろしいですか?
起業したての頃は本当に何がなんだかわからなかったというか、 怖いもの知らずだったと思いますね。 でも逆にそれが良かったのかなと思って、 自分がわからないことが何かもわからないまま手探りで始めていって、勢いですよね。最初は勢いってある程度大事なのかなとは思います。
今はこのYorkvilleのロケーションにサロンがあるんですけど、 最初はDundas Squareの方に一店舗目を出していて、 最初から本当はYorkvilleに出したかったんですけど、 当時、会社1年目で何のヒストリーもないので、 Yorkvilleの物件を貸してもらえなくて、 この辺の物件って結構、 敷居が高いというか、 美容系を目指すならここに出したいなという思いがあったんですけど、 最初は貸してくれるエージェントがなくて、 Dundasの方で探したら、 サブリースという形だったら大丈夫ですよということで、 最初のお店を出しました。
ビルのオーナーが貸している家主の下に私たちがいるという構造になっていて、 オープンして1年ぐらい経った頃に、隣のユニットの方から、「今月末で出ていくんでしょ」と突然言われて、何の話ですか?となり、急いで家主さんに電話したら、「そうです、今月末でリース切ります」と言われて。何も聞いてないのに、その時、もうあと2週間ぐらいしかなくて、 来月のお客様の予約もあるし、 やっと夢のネイルサロンをオープンしたと思って、最初のお店だったので、 自分の資金もないし、 みんなで壁紙を貼ったりサロンの内装をペイントしたり、 すごい思い入れもあったし、 1号店ここから頑張ろうという気持ちだったのが、 急に崩される感じになったんです。

だけど、ドロドロしているわけにはいかないと思って震い立たせて、 家主さんに言ってもしょうがないので、 ビルのオーナーの方に直接手紙を書いてお話ししに行って、本当に大泣きしながら直談判したら、ビルのオーナーさんは、「 そういう事情は知らなかったから、 2ヶ月余裕をあげる。 その間に準備してください。」って言ってくれて、 そこで2ヶ月貰ったので救われたんですけど、 あのときは本当に真っ白になりました。 全部ネゴシエーション能力みたいなのが必要だと思っていて、 そこはもう「わからない」とかじゃなくて、自分がしっかり強くなって、守らないといけないスタッフもお客様もいるから、 どんどん強くなっていかなきゃいけないので、 しっかりネゴシエーションする力は大事かなと思います。
(そこから2店舗目に移動されて最終的にここYorkvilleに?)
ちょうど出て行ってくださいと言われた日に、 スタッフ2人の面接があって、 その2人ともすごい良い子たちで、最初に始めたお店って机が2席しかないようなお店だったので、私ともう一人のスタッフでやっていて、 もしそのとき面接に来てくれた子たちを雇うんだったら机が足りないなっていう状況で、 そろそろお店拡大したい気持ちも実はあったときだったので、 これはもしかしたら良い機会で「行け」って言われてるのかなと思って、 その時にYorkvilleの物件を探し出したら、 1年間会社のヒストリーができたから、 物件を借りられるようになっていて、最初のロケーションよりは少し大きいサイズの物件がちょうど探せたので、 机も増やして、 その時の面接に来てくれたスタッフも雇い、拡大移転みたいな形になって、 今の1個前のロケーションに移転しました。そのあとコロナがあったり、日本からの問合せもすごい増えて、「ジョブオファーレターをください」みたいな、 なるべく日本から頑張りたい子には手を差し伸べたくなっちゃう、学級委員長タイプなので、そしたら今でも席が足りなくなるかもしれないなと思って、コロナ明けでお客様は結構戻ってきてくださって、 不動産屋さんがちょうど「大きいユニット空いたからそっちに移る?」 と。同じビルの中だったんですけど、 ちょうど言ってくれて、 もしかしたら今かなっていうタイミングで、徐々に大きいお店になっていって今のロケーションになります。
(ピンチをチャンスに変える力がありますね)
なにかあったらそこに意味があるんだと思いたいので、 せっかくなら良い方向に変えていきたいなって思って動いてます。

Q. 起業したての自分に伝えたいメッセージはありますか?
「とにかくやってみる」で正解だったかなと思っていて、 もちろんいろいろ辛いこととか心が折れそうな時はあったんですけど、 それも含めて全部楽しめばいいよって思います。
Q. 海外でのビジネスや生活において、どのようにネットワークやコミュニティを築きましたか?
私はワーホリで来たときからネイルサロンをやりたいと思っていたので、 トロントで独立されている美容師さんとか、 すでに活躍されている方のところに自分で行ってお話を聞いたりとか、 それこそそういう方々って異業種交流会とかで経営者の繋がりがあったので、 何も分からないときはそういうところにお邪魔して、 先輩方のお話を聞いていました。 基本的に私は日系コミュニティの先輩方に聞いているんですけど、いろんなビジネスの壁を乗り越えてきている先駆者たちがいっぱいトロントにはいるので、 自分が何かあったときでも相談すると、 「そんなこと何年も前に終わっているよ」ということがあったりして、 すごいアドバイス貰えたり、 自分に起こっていることって大したことじゃないなと思えたりするので、 相談させていただいたらすごく気持ちが楽になったりします。
Q. 事業への思いをお聞かせください。
この事業が私の存在意義かなと思っていて、もちろんネイルが好きという思いで始めて、 最初は自分がお客様にネイルをして、海外に日本のネイルを広げたいという思いで始めたんですけど、やっぱり一人だとやれる人数に限界があったり、ちゃんとお店を持とうと思ってやっていくうちにお客様が増えきて、そしたらどんどん一緒にやりたいスタッフが集まってきてくれて、今度は自分がお客様にやるというより、 夢を持ったスタッフとかネイリストさんに、 そういう機会を与えられる立場になったんだなっていうライフステージが変わっていくのを感じていて、 自分のやれることってその時の段階によって変わるので、 この事業が私の存在意義だと思うのは、自分ができることをそのときの段階でやるべき使命だと思ってやっているので、どんどんお店が広くなってきたのも事業拡大したいと思っていたわけではなくて、たまたま気づいたらそうなっていた。その時に必要な自分にできることをやっていたらこうなっていて、実は2024年8月に2店舗目をOssingtonのほうに「SOLiS-tokyo-」というのを出したんですけど、1店舗目の「From M-tokyo-」はベテランスタッフが多くて、そうするとそういう子たちは英語も上手にできるし、 固定の指名のお客様も付いてきているという中で、 突然ワーホリで英語もまだできませんとか、 お客様の指名もいませんという子たちと同じステージで戦ってというのは可哀想だと思って、 2店舗目は新スタッフでもすぐに働けるような定額制のサンプルが多く置いてあるような、 ちょっと今の本店とはまた別のコンセプトでやることによって、 いろんな日本から夢のあるネイリストを受け入れられるなと思って作っています。
カナダのお客様は本当にちょっとしたアートでもすごい喜んでくださって、ネイリストも充実感を感じられるので、日本にいるまだこちらに来たいけど来れない、勇気がないっていう方もぜひカナダに来ていただいたら、私はネイルを通して自分の存在意義を確かめられると思っています。


Q.スタッフインタビュー
(Marikaさんはどんな人でしょうか?)
- 普段はすごくふわっとしていて、お客様にも明るくて、スタッフにも優しく接してくれるんですけど、仕事を一緒にしていると、すごい芯があって強い方だなと思います。そういうところで働けていろいろ勉強になっています。
- なんでも相談しやすいし、すごいフレンドリーに目線を合わせてくれて、話をしてくださるので相談もしやすいし、人生観としても尊敬できるような答えをいっぱい貰えるので、勉強できるところがたくさんあるなって、(Marikaさんと)接していて思います。

Q. 事業へのこだわり
自分がワーホリ時代にローカルサロンで働いていたときに、 サービスの違いみたいなのはすごく感じていたので、 日本の技術とホスピタリティをやっぱりテーマにしたいので、 日本の最新のトレンドのネイルデザインもできるように、 私も年に2、3回は日本に帰って、 新しい商材や技術を持って帰ってくるようにしています。
カナダのネイルサロンってガラス張りで外から丸見えのところが多くて、 たぶん宣伝になるのは良いかもしれないんですけど、 ネイルサロンで特にフットネイルしてるときとか、 足を出してるところを外を歩いている人から見られたくないじゃないですか。それって違うなと思うし、 汚い机が近い距離で知らない方と肩が当たるぐらいの感じでやるのって、 なんか違うなと思っているので、 なるべくサロンは2階の立地が好きで、 プライベートな空間になれるというか、日々の生活+αになにか感じていただきたいので、 外から丸見えでガチャガチャしてるところというよりかは、 ちょっと自分の褒美という感じで行けるお店にしたいなと思ってやってます。


Q. 大切にしている価値観について教えてください。
楽しむことが本当に一番大事だと思っていて、 もちろん大変なこととか辛いことも含めてで、 自分がよく経営者の方に相談するときに、 「経営者って孤独なんだよね」と言われることもあるんですけど、 私はできるだけそういう経営者にはなりたくないなと思っていて、 自分がやりたくて始めたことで、 誰からもやれとか強制されてないのに、 なんで辛いとか思っちゃうんだろうみたいな。 それも含めて自分が楽しめないのに、 なんで始めたのって思っちゃうので、なるべく自分が楽しむこと。そうやって自分が楽しんでいる姿ってスタッフにも伝わるし、 来てくださるお客様にもそういう雰囲気って伝わると思っていて、 ギスギスした雰囲気の中にいるより、 自分が楽しいと思えることをやっていきたいなと思っています。

Q. 子育てと仕事はどのように両立されていますか?
難しいですよね。 今、子どもが2歳と4歳なんですけど、 だんだん「マミーなんで仕事行くの」とか「 今日はお家にいてほしい」みたいなことを言い出すようになってきて、 そういう時は本当に胸が痛いんですけど、 私が子どもの頃に両親が仕事しながらも、家庭にも愛情を注いでくれてた姿を尊敬していたので、 いつか私の子どももそういうふうに思ってほしいなと思いながら、 働く母の姿を見せたいと思っていて、 たまにサロンにも連れてきたりして、働く姿も見せつつ、子どもにももちろん愛情を注ぎつつ、 どうにか今のところやっています。
(ストレスとか疲れたときのリフレッシュの方法は?)
子どもと家族と過ごす時間が一番癒しですよね。 子どもにハグするだけで全部の疲れが飛ぶって思うんです。ストレスに関しては、あんまりストレスと思ったことがないというか、 何かあるとその根本、なんで自分はストレスに感じているかとか、 何で悩んでいるかとか、もやもやした部分を自問自答して突き詰めて根本を解決したいなと思っています。 なのでストレスとかじゃないかもしれないです。 「新たな壁が来た」と思います。
Q. 将来のビジョンについて聞かせてください。
特に「もっとサロンを大きくしたい」とか今のところはなくて、 どこまでも自分が楽しんでいたいなというのがあるので、 もし大きくすることが楽しいって思うフェーズに入ったら、そうなるとは思うんですけど、 本当にその時その時に自分が必要とされていて、 やるべきことが明確になったことを進んでいきたいなと思っていて、 特に計画とかはあんまりしてないです。
Q. Marikaさんの人生を一言でいうと?
「自分が演者であり監督であり観客である舞台だと思ってるマイストーリー」
このTHE STORESのタイトルにすごく似ているんですけど、 実は4年前に電子書籍を出させていただいていて、 そのタイトルが『My Story~3階席から観る、自分の舞台~』というタイトルなんですけど、 当時のお客様で出版社の方がいて、 その方が私の話に興味を持ってくださって、 今までのお話を書かせてもらいました。自分の昔を思い出す時って、自分が見ていた映像じゃなくて、そこにいる自分も見えている。 ちょっと斜め上からの風景が見えていると自分では思っていて、 人生を監督として左右もできるし、 観客としてたまたま見ているみたいな感覚になっていて、 そう思うと心が折れそうだったり、辛い時でも、 「今はそういうシーンなんですね」、「 この後どういうシーンになっていくか楽しみです」という、 第三者目線って客観的に自分のことも見れるかなと思っています。結局みなさん自分が主役の舞台をそれぞれ歩んでいるのを、自分が観ていると思えると、全部楽しいと思えるし、最終的にハッピーエンドで終わりたいので、「楽しい舞台だったな」、「楽しいお話だったな」と思える人生を歩みたいと思って生きています。
Q. 座右の銘を教えてください。
「意志あるところに道は開ける」
やっぱり誰かに決められちゃうと他人のせいにしちゃうし、 自分の中でしっかり幹となる意志がないと、人生も楽しめないだろうし、 しっかり幹さえあれば自分がぶれそうになった時でも、 思い返して立ち直ることができると思っているので、 自分の意志・幹をしっかり持っていきたいなと思っています。
Q. 後続の海外起業家へアドバイスはありますか。
私はネイルをしたいという強い意志のもと来たので、 そこに対するパッション誰にも負けないつもりで来ているので、「 絶対やるぞ」という思いでやってきているのが私のパターンなんですけど、 やっぱりビジネスって始めたら予期せぬことも起こるし、もう止めちゃいたいとか、 諦めそうになる時もあると思うんですけど、自分のパッションとか意志をしっかり持っていたら、 全部を楽しみながら進んでいけるんじゃないかなと思うので、そんな風に自分が挑戦できる環境にいられることに感謝をして、決して自分一人の力ではなく支えてくれている全ての方への感謝も忘れずに、頑張ってほしいと思います。

お忙しい中インタビューありがとうございました。
The Stories behind my story視聴者限定特典!
サロンオリジナル ネイルオイル サンプルプレゼント!
今回のThe Storiesのインタビューを見た方に、From M -tokyo-とSOLiS -tokyo-サロンオリジナルのネイルオイルを特別プレゼント!
Marikaさんに会ってみたい!ネイルサロンに行ってみたい!という方は、ぜひクーポンをゲットしてご利用ください!

| 会社名 | From M ‐tokyo- |
| 代表者 | Marika Kizawa |
| 所在地 | 70 Yorkville Ave, 2nd floor Unit3 Toronto, ON |
| 電話 | 647-745-6245 |
| メール | fromm.tokyo@gmail.com |
| 事業内容 | ネイル、アイラッシュサロン |
| Webサイト | https://www.frommtokyo.com/ ※完全予約制となりますので事前にお問い合わせください。 |
@from.m_tokyo_![]() |

| 会社名 | SOLiS -tokyo- |
| 代表者 | Marika Kizawa |
| 所在地 | 166 Ossington Ave, 2nd floor, Toronto, ON |
| 電話 | 437-460-6245 |
| メール | booksolis.tokyo@gmail.com |
| 事業内容 | ネイルサロン |
| Webサイト | https://www.solistokyo.com/ |
@solis_tokyo_![]() |



